空間を自在に操るパーテーション活用術:使い方と特徴を解説
パーテーションは本来、分割する・区別化するなどの意味をもち、業界的には間仕切りを意味します。
昨今の災害及びコロナウィルス感染拡大により、パーテーションの役割が広がっています。
今回はパーテーションの新たな活用方法について纏めました。
システムパネル(パーテーション)は用途としては、従来であればイベント会場などで、展示会場内の展示物を効果的に見せる配置づくりや施主様が意図する導線づくりなどを思い通りにレイアウトするなど、会場内の空間づくりに欠かせないアイテムの一つとなっています。また、就職セミナー系においてはパネルで簡易的に境界を作り、前後左右から一時的に遮蔽する空間をつくりだすことにより、来場者の集中度を高める為に用いるなど、イベント・セミナー・見本市などの会場構成での使用が主でしたが、現在はそれ以外の新たな役割が注目されています。
今回は大きく3つの新たな役割について、ご紹介させて頂きます。
1.簡易的な空間づくりとしての役割
今の日本社会の最大の課題であるワクチン接種問題において、システムパネルの需要が拡大してきています。各自治体において指定されている接種会場は、体育館や公民館などの公共施設やショッピングモールなどが多く、そのままでは運営できない場合がほとんどでです。密をさけて安全・安心に接種をおこなえるレイアウトは接種会場運営の必須条件であり、また週末限定の会場も地方では多いこともあり、そのような背景からも簡易的に設営・撤去が可能なシステムパネルの需要が高まっています。
2.災害時のプライバシー保護の役割
被災された方々が避難生活を送ることになった場合に、できる限りのプライバシーを確保することは重要なテーマです。限られた空間を区切り、他人からの目線からも遮ることができるパーテーションの果たす役割はとても大きいと言えます。加えて近年は感染症における3密回避による感染リスクからの低減を図る面からも避難施設でのパーテーション使用は効果的です。
3.飛沫防止板としての役割
システムパネルのイメージとして間仕切りとして使用するため前述の通り、「目線を遮る=透けて見えないものとである」という印象があります。コロナ禍においては、飲食・物販を問わず飛沫防止板の設置がマストであり、形状も様々なものが、出回っています。加えて、全身をカバーできるようなシステムパネル形状で大型で透明感のあるのモデルも登場しています。更に表面の素材に関しても、抗菌作用のあるものが普及してきています。
4.システムパネルの今後の役割
システムパネル(パーテーション)の用途は更に進化していくと言えます。
前述した通り、システムパネルには、
1.簡易的な空間づくり
2.プライバシー保護
3.飛沫防止または3密回避
といった新たな役割が見出されています。
また今回は省略致しましたが、空気清浄機と組み合わせての喫煙ブースとしての活用、オンライン打ち合わせ用やテレワークの為の簡易ブースとしての活用など使用用途は多岐に渡ります。
弊社といたしましても、社会から求められる新たなシステムパネルの役割をご提案しておりますので、是非ご相談ください。
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