【最近光熱費が高い…】店舗の省エネ対策と照明演出の解説!
省エネやCO2削減など環境問題が取沙汰される昨今に於いて、旧来型の照明器具での売場構成では環境に配慮が出来ていないとの評価で企業イメージがダウンしてしまう恐れがあり、また日々の電気代も嵩み経費増となり収益面でもマイナスとなる。
単に照明器具の省エネ化と言うが食品スーパーに於いて適切な器具とはどの様な物か,更には設備投資に掛かる費用の回収計画はどの様になるのかなど食品スーパーが抱える問題点や疑問点をまとめた。
1.照明器具のLED化による省エネ計画
店内の照度を確保するために売場移動や部分改装などで都度、照明器具を増設したため全体的な統一感がなく、計画的な省エネ対策もなされていないが、照明器具の取替には費用も掛かる上にどの様な計画をしたら良いのかも分からない。それでは、費用対効果を考えながらもバランスのとれた計画とはどの様な物か、費用対効果についての考え方を以下にまとめた。
①、現状の電気代
②、投資費用(照明器具代+電気工事代)
③、交換後の想定電気代
④、削減電気代(①-③)
⑤、投資回収期間(②÷④)
以上の計算からも分かるように従来型の消費電力が大きく効率の悪い照明器具を使用している店舗ほど取替のメリットが大きいことが分かる。
2.商品の見栄えを考えた照明器具と照明計画とは
上記では省エネ効果について説明したが、照明器具を交換することで更なるメリットが生まれる。
それは、商品をより良く見せることでの購買動機の向上である。具体的にご紹介する照明器具(※後述致します)は演色性(光源によって、照らされる物の見え方が変わって見える性質)に優れており、お肉や魚・野菜などの本来の色を引き出すことで、新鮮さやおいしさを際立たせます。更には配灯計画も合わせて見直すことでメリハリのある照明計画ができ売場の活性化にもつながります。
3.食品スーパーに於ける省エネ対策と照明計画の見直し手順
商品スーパーに於いての省エネ対策は、まず現状の使用電気代の把握をすることです。続いて効率の悪い照明器具の洗い出しを行います。次に効率の悪い照明器具を効率の良い物に交換するために器具の選定と効率の良い配灯計画を行います。更に以上の計画を実施するために必要な工事費と新しい計画を実施した場合の電気代の算出をおこないます。その上で上記で説明した計算式に数字を当てはめ投資回収期間の算出を行い投資計画を行います。
4.省エネと商品演出に優れた照明計画
現在、さまざまのLED照明が各メーカーから出ているが、今回食品スーパー用として開発された照明器具を紹介します。
①スポットライト
演色性に優れているだけではなく、ランプカバーに工夫があり点灯の際、光が器具の側面にも漏れ出し賑わい感がある。
②ダウンライト
演色性に優れ器種も多彩であるため、用途に応じての選択が可能。
③スポットライト用フイルター
フィルターを付けることにより、照射範囲が円形から楕円形に変化し必要な箇所を無駄なく照らすことができる。
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