KNOW-HOW店舗集客~オンラインとオフラインの融合~

新店舗(改装)オープン。チラシは配ったけどお客様は来てくれるのだろうか?
ホームページで告知はしているけど、来てくれる(見てくれてる)のだろうか?
そんな“目に見えない心配”を解消するには“目に見える安心”できるものを用意すればいい。
昔からある目に見える告知としては基本手法である店舗そのもののファサードなどの外装や看板関係、紙媒体の代表である交通広告やチラシがあり、そして現代ではインターネットが告知方法として主流となりつつあります。
これら“温故知新”の手法を使い集客するにはどんな手段があるのか、そして何をすればいいのか。
今回はそんなお悩みを持つ店舗に向けた、オンラインとオフラインの融合=OMOによる集客手法をお伝えします。
オンラインと聞くと難しいことが必要なんじゃないか、何となく取り組みにくいと心配ではありませんか。
オンラインも進歩の結果、様々な媒体が増えてきました。皆様が日常的に使っているオンラインツールも、集客につながるツールとなるので、難しい操作方法を覚える必要はありません。オフラインの集客手段とオンラインツールを組み合わせることで、今まで店舗のことを全く知らなかった、もしくは知っていても来店のきっかけがなかった人にも店舗のファンになってもらうことができるのです。遠くからでも来店したいと思ってもらえることができれば、商圏を大きく拡大することもできます。
この記事を読むことで、オンラインやオフライン問わず、自店舗の集客には何ができるかを考えるきっかけにして頂ければと思います。
1.オンラインの店舗集客

スマホの普及により、いつでもどこでもオンラインの状態が当たり前になり、店舗集客においても、下記のようなオンラインの方法が使われている。
・ポータルサイト
・インターネット広告(リスティング、SNS広告)
・SNS(Facebook、Twitter、Instagram)
・LINE@
・スマートフォン・アプリ
上記5種のメディアに「オウンドメディア(自社サイト、ブログ」を加えたフレームワークにあてはめて、自社に足りないものを考え、その中から集客に最も適したオンラインの方法、施策を使って店舗集客を行います。
2.オフラインの店舗集客
店舗集客の基本であり、昔からある手法になります。
・看板、のぼり、そしてファサード(外装)など – 街ゆく人の目にとまり、目当ての店に訪れる人の目印にもなります。
・交通広告 – 電車やバスの混雑時に車内広告を何気なく見てしまうし、駅構内でも、目を引く広告は何の宣伝か知りたくなります。
・チラシ(新聞折り込みチラシ、ポスティングチラシ) – 特定エリアへの販促活動としては、今も主要な集客手法です。
チラシにクーポン券などの切取り印刷したり、QRコードを載せたりすることで、販促効果を上げ、反応をある程度知ることができます。


3.オンラインとオフラインの融合 = OMO
OMO=Online Merges with Offline=「オンラインとオフラインの融合」
オンラインとオフラインの壁を超えて購買欲を創り出そうとするマーケティングの考え方であり、顧客視点・顧客体験を重視している点が最大の特徴である。
これからはオンラインをただのオフライン(リアル店舗等)へ呼び込むツールとして捉える「O2O(Online to Offline)」からオンラインとリアル両立して考える「OMO」での発想がトレンドとなります。
OMOの発想に基づいて店舗・商業施設のデザインを行うには、購買行動のどのフェーズにオンラインを取り込んでいくかを検討する必要があります。
家電量販店や家具販売店などの店頭販売がメインだった商業施設は、OMO戦略の取入れで今その姿を大きく変えています。
店頭はあくまで商品を体験できる展示スペースとし、オンライン注文を促す店舗が増えています。こうした商業施設のデザインを行う場合、倉庫機能は他の拠点に構えることもできるため、店舗には最小限の在庫スペースのみ、接客スペースを大きく取る内装デザインを取ることができます。
OMOを前提とした販売戦略の構築で、商業施設の設計・デザインが大きく変わっていくため、店舗の内装・デザインを検討する際にはぜひお気軽にご相談ください。

4.時代に合わせて進化していく集客方法
オンラインとオフラインが融合したマーケティングの考え方がOMOです。
オフラインしかなかった時代から、その活用幅を広げる手段としてのオンラインが登場、普及してきた時代として「O2O」の時代となりましたが、さらにオンラインとオフラインが融合し、本当に顧客体験=UX(User Experience)が求められる時代「OMO」時代へと変化を遂げています。
このようにマーケティングの概念が進歩するように、オンラインもオフラインもそれぞれ使用方法を進化させていかなければなりません。
近所へ折込広告を打つ際も、クーポンや来店特典はLINEの友だち追加で配布する旨を記載します。ここでプロセスを踏んでくれた顧客には今後いつでも来店促進キャンペーンを打つことができるようになるので、新聞折込の広告効果を2倍、3倍にもすることができます。
また、オンラインで店舗の商品を手に取ってもらう機会を作り、ファンになってもらってから実店舗へ足を運んでもらう手法もあります。コンセプト雑貨を扱う店舗、カードショップでは近年よく見かける手法です。
そして店舗デザイン・コンセプトにこだわった内外装にすれば、いわゆる「映え」効果でオンライン上でも強い宣伝効果を持つこともあります。大昌工芸では「映え」る店舗設計・店舗デザインを実現するお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。
自店舗の商品やサービスに合わせて、自由な発想でオンラインとオフラインの手段を組み合わせ、時代に合った進化をしていく集客方法をぜひご検討ください。


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