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おしゃれな店舗はドアのデザインから違う!
ドア選びで失敗しないためのポイント4選

店舗のドアは、お客様にお店を心地よく利用してもらうための重要な要素となります。お店の雰囲気・イメージを演出するだけでなく、お客様に快適な空間・時間を提供する役割も果たします。
本記事では、店舗ドアの重要性や、ドアの種類・特徴について解説します。また、失敗しないドア選びのポイントも紹介しています。目指すは、お店の印象を良くするだけでなく、お客様が気持ちよく利用できるドアを選ぶことです。

店舗においてドア選びが重要な理由

店舗のドアはお店の顔とも言える存在で、お客様を最初に迎える役割があります。ドアを選ぶ際は、お店の利用者や利用シーンを想定し、最適なドアとは何かを検討することが大切です。改めて、店舗のドアが重要な理由は、以下の3つです。

お店のコンセプトや雰囲気を表現できるから

ドアのデザイン要素、主に素材・カラー・ディティールは、様々なお店のコンセプトや雰囲気・イメージを表現することができます。デザイン・組合せ次第で、通行人やお客様に与える印象が大きく異なるということです。
例えば、カジュアルなお店の場合、ガラス製の明るいドアを採用することで「開放感」を演出することができますし、店外から店内の様子がわかることで、「入りやすい店」だと感じさせることもできます。

お店を利用しやすく心地よい空間に変える

重要なのはドアのデザインだけではありません。開き方やサイズ感といった要素も、お店の利用しやすさや快適さに影響を与えます。初めに記載した通り、そのお店を利用する人、利用するシーンに適したドアを選ぶことが、お客様の継続的な利用に繋がると考えてよいでしょう。
例えば、自動ドアは荷物を持っている人やベビーカーを押している人でも楽に入退店できます。また、両開きドアは開口部が大きくなるため、出入りしやすく開放感を感じさせます。

外部の危険や不快な要素からお店を守れる

上記の通り、ドアは利用者の入退店において重要な役割を果たしており、それ以外にも風や光を通して、心地よい環境を作り出しもします。その一方で、外部の危険や不快な要素からお店を守る役割も果たします。
例えば、店外の騒音からお店の守るための防音ドアや、防犯対策として特殊なガラスを使用したドアなど、お店の環境に応じたドアを選ぶことで、心地よい空間と時間を守ることができます。

店舗で採用されるドアの種類と特徴

店舗で主に採用されるドアの種類は、以下の4つです。

  • 自動ドア
  • 引き戸
  • 片開き戸
  • 両開き戸

それぞれのドアの種類と特徴について解説します。

自動ドア

ボタンを押したりセンサーに反応したりすると自動で開閉するタイプのドアです。
自動ドアの特徴は、利便性の高さと言ってもいいでしょう。荷物を持っている人やベビーカーを押している人でも楽に出入りできます。とはいえ、機械式ということもあるため、導入やメンテナンスにかかるコストは考えておかなければなりません。

引き戸

引き戸は、レールや溝の上をスライドさせて開閉するタイプのドアです。
開き戸の様に可動スペースを確保する必要がなく、スペースを有効活用できるため、狭い場所に設置する際に便利です。引き戸は、自動ドアよりも設置コストが安いのもメリットです。

片開き戸

片開き戸は、開き戸のうち扉が一枚のもので、扉を押したり引いたりして開閉するタイプのドアです。設置スペースが少ない場合に便利です。
片開き戸は、自動ドアや引き戸に比べてシンプルなデザインのものが多いのが特徴です。

両開き戸

両開き戸は、開き戸のうち扉が2枚のもので、扉を押したり引いたりして開閉するタイプのドアです。多くの人が同時に出入りできるという利点があります。

両開き戸は、店舗の入口や出口によく採用されています。

失敗しないドア選びのポイント4

ドア選びを失敗すると、以下のデメリットが生じる可能性があります。

  • お店の利用者に不便を与える
  • お店の雰囲気を損なう
  • 防犯や防音などの機能が不足する

失敗しないドア選びのポイントを押さえることで、これらのデメリットを回避することができます。店舗のドア選びは、お店の印象や利用者の利便性、安全性などに大きく影響する重要なポイントです。しかし、ドアの種類や特徴が豊富なため、どれを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで、失敗しないドア選びのポイントを解説します。お店の利用者や利用シーンを想定して、最適なドアを選ぶための参考にしてください。

ポイント1:お店の利用者や利用シーンを想定する

ドアを選ぶ際には、まずお店の利用者層や利用シーンを想定することが大切です。

例えば、高齢者や小さな子どもの利用が多い場合は、自動ドアや引き戸が適しています。また、荷物が多い人が利用する場合は、両開き戸もいいでしょう。

並行して、店舗の雰囲気やコンセプトも考慮して、素材・カラー・ディティールを選ぶとよいでしょう。

ポイント2:設置・開閉スペースを明確にする

ドアの設置・開閉スペースを明確にしておくことで、ドアのサイズや開閉方法を決めることができます。ドアのサイズは、設置スペースよりも少し大きめにすることをおすすめします。また、開閉方法は、お店の利用シーンに合わせて選びましょう。例えば、混雑するお店では、自動ドアや両開き戸が便利です。

ポイント3:ドアの用途や必要な機能を確認する

ドアの用途や必要な機能を確認して、適切なドアを選びましょう。
例えば、防火や防音機能が必要な場合は、対応したドアを選びましょう。また、防犯対策として、ドアの強化や防犯カメラの設置を検討するのもよいでしょう。

ポイント4:外装・内装の雰囲気に合うデザインにする

ドアのデザインは、お店の外装・内装の雰囲気に合うようにしましょう。
ドアのデザインがお店の雰囲気とマッチすることで、より統一感のある空間を演出することができます。

まとめ

店舗のドアは、お客様にお店を心地よく利用してもらうための重要な要素となります。そのため、デザインや機能性を充分に考慮する必要があります。

デザインのポイントを押さえつつ、店舗の個性をより引き出してくれるドアをデザインしましょう!

監修:大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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