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店舗の入り口から引き込む!店頭ディスプレイの秘訣とポイント4選

店頭ディスプレイとは、商品やサービスを店頭=お店の入り口やその付近に、魅力的に展示することをいいます。お客様にお店の魅力を伝えるための工夫として、非常に重要な役割を持ちます。
店頭ディスプレイが効果的にデザインされていれば、通りすがりの人々の目を引き、お店への関心を高め、入店を促すことができます。

そこで、本記事ではお客様を惹きつける店頭ディスプレイについて、デザイン時のポイントや注意点に焦点を当てて解説していきます。

店頭ディスプレイが果たす重要な役割

店頭ディスプレイは、単なる飾りつけや陳列ではありません。通行人の一瞬の視線を捉え、お店の情報を的確に伝えることで、お客様とお店に接点を作り出します。実践する前に、次で紹介する3つの役割を押さえておきましょう。

目を引くデザインでお客様を引き寄せる

店頭ディスプレイは、美しく工夫された陳列・装飾によって通行人の興味を引きます。この一瞬の視線を捉えることで、新規顧客を引き込む重要な手段となります。
例えば、季節のトレンドや商品の特徴を際立たせたディスプレイは、人々の好奇心を刺激し、通行人の足を止めさせます。
明るい色使いや大きな文字、ユニークなデザインなど、目を引く工夫が大切です。

業態・商品・コンセプトを伝えてお客様の関心を惹く

店頭ディスプレイは、視覚的な情報発信手段として機能し、その場ですぐに理解できるメッセージを伝えます。これにより、お客様に店舗の雰囲気や取り扱っている商品、ブランドのコンセプトを即座に伝え、興味を引きます。
特に、子供たちにとってはカラフルで可愛らしいデザインが魅力的で、親子での入店を促進することがあります。

店内の様子・雰囲気を見せてお客様の入店を促す

店頭ディスプレイは、入店前のお客様に店内の雰囲気を伝える手段として機能します。これにより、通りすがりの人が店内に興味を抱き、入店を検討しやすくなります。
例えば、カフェの場合は居心地の良さやおしゃれな雰囲気を表現したディスプレイが、入店のきっかけとなります。

お客様が「入りたくなる」店頭ディスプレイのポイント4

お客様が「入りたくなる」店頭ディスプレイのデザインですが、一貫性のあるイメージ構築、他店差別化のためのユニークな要素、親しみやすい雰囲気づくり、そして店舗情報の開示が重要です。以下で4つのポイントそれぞれについて紹介します。

店頭ディスプレイと店舗の外装・内装デザインに統一性を持たせる

店舗の外観や内装、そして店頭ディスプレイのデザインに一貫性を持たせることは、店舗やブランドのイメージを確立し、強化することに繋がります。
例えば、カラーコーディネートやロゴの統一など、統一感があるデザインは視覚的に認知度が高まりやすく、お店に対する印象を強化します。

他の店にはない特徴的なデザイン要素を取り入れる

他店との差別化が求められる中、特徴的でユニークなデザイン要素を取り入れることが重要です。これにより、通りすがりの人々やお客様に強烈な印象を与え、記憶に残りやすくなります。
例えば、独自のキャッチコピー、インパクトのある商品陳列、または斬新なディスプレイなど、他の店にはない独自性が重要です。

お客様に親近感を感じさせる

お客様に心地よさや親しみを感じさせるデザインは、リピーターの獲得につながります。親しみやすいカラーや柔らかい素材、そしてターゲットが興味を示しそうなアイテムなど、親近感を与える要素を取り入れることで、お客様はくつろいで買い物を楽しむことができます。

お店の情報を開示する

お店の基本情報、名称や業態、価格やキャンペーン情報などを分かりやすく開示することは、入店を促進する一因となります。
例えば、ディスプレイにQRコードを配置してオンラインショップへ誘導するなど、情報の提供がスムーズであれば、お客様はより効果的にお店を利用することができます。

店頭ディスプレイ検討時の注意点

デザインをする際の4つのポイントと併せて、店頭ディスプレイを検討する際には、以下の4つの注意点にも留意しましょう。

ターゲットを明確にして整理しましょう

ターゲットをしっかりと設定することは、成功の第一歩です。どの層にアプローチするか、その層の興味やニーズは何か、といったことを把握することで、ディスプレイの内容やスタイルを適切に決定できます。
例えば、子供向けの商品ならばカラフルで可愛らしいデザインが効果的ですが、大人向けの商品ならばシンプルで洗練されたデザインが適しています。ターゲットの心をつかむことが、効果的なディスプレイの基本です。

周辺の競合店を調査して比較しましょう

競合店を把握し、他店との差別化を図ることは重要です。同じ商圏内にある他店のディスプレイや陳列方法、コンセプトを調査し、どのように差をつけるかを考えましょう。これにより、他店と比較して新しさや魅力を強調でき、顧客の視線を引くことができます。
例えば、他店が派手なデザインを採用しているならば、あえてシンプルで落ち着いた雰囲気を演出することで、逆に注目を浴びることがあります。

デザインや情報量はお客様の目線に立って決めましょう

デザインや情報の提供は、お客様が受け入れやすい形で行う必要があります。視線や興味の引き方、情報の見せ方において、お客様の目線を意識することが重要です。分かりやすく、かつ効果的に情報を提供することで、お客様はストレスなく情報を吸収しやすくなります。
例えば、商品の特長や価格を簡潔に表示し、QRコードを活用して詳細情報へのアクセスを提供するなどが挙げられます。

常に清潔感を大事にしましょう

清潔感はお店の信頼性を高め、お客様に良い印象を与えます。ディスプレイが汚れていたり乱れていたりすると、商品やサービスにもそれが反映されかねません。定期的な清掃や陳列の整理整頓が欠かせません。清潔感を保つことで、お客様は快適な体験を得られ、再来店の意欲が高まります。

まとめ

店頭ディスプレイは、お店の集客力を高める重要な要素です。お客様を惹きつける店頭ディスプレイをデザインすることで、より多くのお客様にお店を知ってもらい、入店を促すことができます。

上記のポイントを参考に、お店に合った効果的な店頭ディスプレイをデザインしましょう。
当社では各種デザイン/設計のご相談から、実際の工事まで手厚くサポートを実施しております。お困りの際はお気軽にお声掛け下さい。

監修:大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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