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店舗の集客力を高める!「入りやすい入り口」をデザインする4つのポイント

店舗の入り口は、お客様とお店の最初の接点となります。入り口は、お客様の心に残る印象を生み出し、店舗のブランドや価値を伝える要素として不可欠といえます。お客様が自身の期待を超える良い印象を得ることで、集客力が向上し、店舗の成功につながっていきます。
この記事では、店舗の入り口が果たす役割をはじめ、デザインする際のポイントや、準備をするにあたっての注意点などを紹介しています。

店舗の入り口が果たす重要な役割

店舗の入り口は、お店の顔とも言える重要な部分です。通行人の注意を引き、興味や関心を高めることで、入店を促すことができます。
ここでは、店舗の入り口が果たす役割について解説します。

お店の存在を通行人にアピールする

店舗の入り口は、お店の存在を通りすがりの人々に知らせるという重要な役割を担っています。そもそも通行人がお店の存在を認知しなければ、入店することはありません。知らせるという点で、明るい色使いや大きな看板など、視認性の高いデザインを採用することが大切です。

お店の情報=魅力を提示する

店舗の入り口は、お店の情報=魅力を提示する役割も担っています。店頭でサインや他のアイテムを用いて、商品やサービスの内容や価格帯をわかりやすく表示しましょう。これにより、通りすがりの人々はお店の特徴や魅力を理解しやすくなり、入店を検討するきっかけとなります。
また、商品やサービスのサンプルを展示する方法は、お店の魅力をより具体的に伝えることができます。

お店への良い印象を与える

店舗の入り口は、お店の印象形成を担っています。明るく清潔感のある入り口や、温かみのある色使いは、お店に親しみやすさを感じさせ好印象を与えます。そのため、入り口や外部のデザインを整えて、まずはポジティブな印象をお客様に与えることが、来店してもらううえでは重要といえます。

お店への入店を促す

店舗の入り口は、お店への入店を促す役割も担っています。入り口の演出やデザインが魅力的であれば、お客様が商品やサービスに触れる前に、期待感や購買意欲を抱かせることができます。
また、入り口の雰囲気やデザインが店内の特徴を反映していれば、お客様は雰囲気や利用シーンを予測できるため、お店を選ぶ判断がしやすくなります。

「入りやすい入り口」に共通するデザインのポイント

「入りやすい入り口」をデザインためのポイントを解説します。
入りやすい入り口に共通するポイントは以下の4つです

明るく清潔感がある

明るく清潔感がある入り口は、来店者に好印象を与えます。自然光や適切な照明を取り入れ、清潔な印象を演出するとよいでしょう。反対に、暗い入り口や汚れている入り口は、お店の印象を悪くします。
入り口が明るく清潔のあるお店は、お客様に信頼感と安心感を生み出します。視覚的な印象が良ければ初対面であっても期待感が高まり、お客様が入店しやすくなります。

温かみと親近感がある

入り口には温かみや親近感を感じさせる要素を取り入れるとよいでしょう。暖色系の照明や色彩、木目調の素材などは親近感を感じさせやすいです。対して、金属製のドアや無機質なデザイン、寒色系の色彩は、クールな雰囲気を演出できますが、親近感という面では効果が薄いです。
お客様がお店の親しみやすさを感じ、居心地のよい環境であると認識した場合、リピートや口コミでの集客が期待できます。

商品やサービスの内容・価格帯がわかる

入り口で商品やサービスの特徴や価格帯を明示することは、来店者にとっての貴重な情報提供となります。ポスターやディスプレイを活用して分かりやすく伝えることが重要です。

お客様は来店前にお店の情報を得たいと考えるのが一般的です。明確な情報提供をすることで、期待に沿うお店なのか判断させることができます。

店内の様子・雰囲気がわかる

入り口から店内の雰囲気や様子を伝えることは、お客様の興味を引き付けたり、利用シーンを想像させたりする重要な要素です。ガラス張りの窓や入り口を活用するなど、店内を見せる工夫が求められます。
お客様は入店前に店内の雰囲気を知りたいと思います。イメージに合致していると感じられれば、来店へのハードルが低くなり、リピートの可能性も高まります。

入りやすい入り口をデザインする際の注意点

上記の4つのポイントと併せて、「入りやすい入り口」をデザインする際には、以下の3つの注意点に留意しましょう。

ターゲットを明確にしてターゲットの目線に立つ

店舗の入り口は、特定のターゲット層にアピールすることを前提にデザインする必要があります。ターゲット層を明確にし、設定したターゲットの目線に立ってデザインすることが重要です。例えば、子供向けの店舗ならば子供の視点に合ったデザインを採用します
ターゲットに合わせたデザインは、来店者の共感を生み出し、興味を引きやすくします。顧客が自分に合った雰囲気を感じることで、入店へのモチベーションが高まります。

周辺の競合店を調査してデザインの被りを防ぐ

周辺の競合店のデザインを調査し、他店との差別化を図ることが必要です。似たようなデザインは記憶に残りにくく、訪れる意欲を削ぎます。

競合店との差別化はブランドの強化につながります。独自性があり、他にはない特徴的なデザインは、来店者に強烈な印象を与え、記憶に残りやすくなります。

周辺の競合店とデザインが被ってしまうと、お店の個性や魅力が伝わりにくくなります。周辺の競合店を調査して、デザインの被りを防ぐようにしましょう。

ターゲットの目を引く特徴的なデザイン要素を取り入れる

入り口にはターゲット層の目を引く特徴的なデザインを取り入れることが重要です。これには色彩、看板、窓のディスプレイなどが含まれます。

特徴的なデザイン要素は、通行人の目を引きつけ、好奇心を刺激します。来店者が入り口に興味を持ちやすくなり、足を踏み入れる意欲が高まります。

ターゲットの目を引く特徴的なデザイン要素を取り入れることで、お店の存在をより強く印象づけることができます。ただし、デザインが過剰になってしまうと、お店の印象を悪くしてしまうこともあるので注意が必要です。

まとめ

店舗の入り口は、お店の集客力を高める重要な要素です。これらのポイントを押さえて、魅力的な入り口をデザインすることで、より多くの人々をお店に呼び込むことができるでしょう。
当社では各種デザイン/設計のご相談から、実際の工事まで手厚くサポートを実施しております。お困りの際はお気軽にお声掛け下さい。

監修:大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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