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店舗デザインの決め手は窓選びにアリ!おしゃれな外観の作り方

お店の魅力を引き立てるうえで、窓のデザインは非常に重要な要素となります。外観をおしゃれにするだけでなく、店内に自然光を取り入れたり、店内のお客様に景観を楽しんでもらったりと、窓の役割は大きいです。
本記事では、窓を選ぶ際の注意点や窓の種類と特徴、さらにはサッシの種類と特徴についてご紹介しています。お店をデザインするうえで窓のデザインは見逃せないポイントですので、ぜひご参考にしてください。

店舗デザインにおいて「窓」が重要な理由

店舗デザインでは、窓選びがおしゃれで機能的な空間を作り出す鍵です。適切な窓は自然光を取り入れ、開放感を生み出すだけでなく、店内の雰囲気や快適性にも影響します。

通行人にお店の雰囲気を伝える

窓は、お店の顔とも言える存在です。そのため、窓のデザインや大きさなどを工夫することで、お店の雰囲気をより魅力的に伝えることができます。例えば、大きな窓を設置することで開放感や明るさを感じさせたり、小さな窓を設置することで落ち着いた雰囲気を演出したりすることができます。

お客様が外の景色を楽しめる

窓は、お客様に外の景色を楽しんでもらうための重要な要素です。窓から外の景色を眺めることができると、お客様はリラックスしたり、お店に親近感を持ったりすることができます。

お店に自然光を取り入れられる

自然光は、お店を明るく照らし、心地よい雰囲気を演出します。また、自然光には、殺菌効果やリラックス効果などのメリットもあります。そのため、窓から自然光を取り入れることで、お店の雰囲気を良くし、お客様の健康や快適性を向上させることができます。

お店に外気を取り入れられる

窓から外気を取り入れることで、お店の換気を改善し、室内の空気を清潔に保つことができます。また、外気を取り入れることで、お店の雰囲気をリフレッシュすることができます。

断熱して心地よい環境を保つ

窓は、お店の断熱に重要な役割を果たします。窓の断熱性能が高いと、夏は涼しく、冬は暖かい快適な環境を保つことができます。

外部の危険や不快な要素から守る

窓は、外部の危険や不快な要素からお店を守る役割も果たします。例えば、防犯ガラスを設置することで、空き巣やイタズラなどの被害を防ぐことができます。また、遮音ガラスを設置することで、騒音を遮断し、静かな環境を保つことができます。

窓を選ぶ時の注意点

店舗デザインにおいて、窓の選び方は非常に重要です。適切な窓を選ぶことで、魅力的な店舗を演出することができます。以下に、窓を選ぶ際の注意点をご紹介します。

窓の設置場所と用途を確認する

窓の設置場所を選ぶ際には、光の差し込み具合や風通しの良さなど、その場所の用途に適した窓を選ぶことが重要です。例えば、店舗の入り口付近では明るく開放感のある窓が好まれ、作業スペースでは適度な光が入るような設計が求められます。これにより、店内の雰囲気や快適性が向上し、顧客や従業員の満足度が向上します。

窓のデザインと機能性を確認する

窓のデザインは店舗の外観に大きな影響を与えます。一方で、機能性も重要です。デザインは店舗のブランドイメージやコンセプトに合ったものを選ぶべきであり、同時に断熱性や防音性などの機能も考慮する必要があります。例えば、レストランならば開放的な窓が良いかもしれませんが、同時に外部の騒音を遮断する機能も求められます。バランスを取りつつ、デザインと機能性を両立させることが重要です。

仕様と価格を検討しましょう

最後に、選定した窓の仕様と価格を確認することが必要です。素材や耐久性、保温性などの仕様が予算と合致しているかを確認しましょう。また、窓の価格だけでなく、取り付けやメンテナンスにかかるコストも考慮することが重要です。予算内で最適な窓を選ぶことで、経済的な面でもプロジェクトを成功させることができます。

窓の種類と特徴

店舗デザイン/設計において採用される窓には、大きく分けて以下の5つの種類があります。
窓の種類を理解し、用途に合わせて適切に選ぶことで、効果的な空間演出が可能となります。

FIX

FIX窓は開閉ができない固定窓のことを指します。これは通常、景色やデザイン重視の箇所に設置されます。例えば、店舗の外観やディスプレイケースの前などに適しています。FIX窓は気密性や断熱性に優れており、外部の騒音や気温変化から店内を保護するのに適しています。

引き違い窓

引き違い窓は左右に開閉するスタイルの窓です。一般的には、狭い空間においても開放感を提供するために採用されます。店内外のコミュニケーションを促進し、風通しや採光を調整することが可能です。また、セキュリティ向上のためにも適しています。

折り畳み窓

折り畳み窓は折りたたむことで全体を開放できる構造を持っています。これは店舗が広々としたオープンスペースを求める際に有用です。特にカフェやレストランなど、季節や天候によって開閉を変えたい場面で利用されます。折り畳み窓は屋内外を一体化させ、アウトドア感覚を演出することができます。

内倒し·外倒し窓

内倒し・外倒し窓は内部または外部に倒れるスタイルの窓です。これは清掃が容易で、風通しや採光の調整がしやすいため、飲食店や小売店などでよく採用されます。また、内倒し窓は雨の日でも小雨程度であれば利用可能で、店内外のスペースを効果的につなげることができます。

滑り出し窓

滑り出し窓は横や縦にスライドして開閉する窓で、狭いスペースでも効果的に使える特長があります。これは狭小な店舗や通路において、外部とのつながりを確保するために採用されます。滑り出し窓はスタイリッシュで操作が簡単であるため、利便性とデザイン性を兼ね備えています。

サッシの種類と特徴

サッシとは窓の枠の部分です。サッシの種類によって、窓の性能や価格が異なります。

アルミサッシ

アルミサッシは軽量で強度があります。これにより、店舗デザインにおいてモダンでスタイリッシュな外観を演出できます。また、耐久性が高く、メンテナンスが比較的簡単です。一方で、断熱性能が他の素材に比べやや劣るため、気温の変化が激しい場所では注意が必要です。

スチールサッシ

スチールサッシは頑丈で安定感があり、大きな開口部をサポートできるため、独特のデザイン性があります。これは主に、公共施設などで雰囲気を演出したい場合に利用されます。耐火性に優れている一方で、サビにくい塗装が必要など、メンテナンスが必要です。

木製サッシ

木製サッシは自然な風合いと暖かみがあり、環境への優れた適応性が特徴です。これにより、店内に心地よい雰囲気を醸し出すことができます。木製サッシは断熱性にも優れていますが、気候の影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。デザイン性と自然素材の魅力を求める場合に適しています。

樹脂サッシ

樹脂サッシは軽量かつコスト効果があり、メンテナンスが容易な特徴があります。断熱性があり、湿気や水に強いため、湿潤な環境や海岸近くの店舗に適しています。一方で、デザインの自由度は他の素材に比べやや制約があります。

複合サッシ

複合サッシは複数の素材を組み合わせたもので、例えば木製とアルミを組み合わせたりします。これにより、木の暖かみとアルミの強度を兼ね備え、デザイン性と機能性を両立させることが可能です。複合サッシには、多様なデザインに対応できる柔軟性があります。

まとめ

今回は、窓のデザインで魅力的な店舗を演出する方法について詳しくご紹介しました。窓を選ぶ際の注意点や窓の種類と特徴、さらにはサッシの種類と特徴についてご紹介しました。
窓デザインは、店舗の印象を左右する重要な要素です。適切な窓を選ぶことで、店舗の魅力を引き立て、お客様に快適な空間を提供することができます。ぜひ、今回ご紹介した注意点や特徴を参考にして、魅力的な窓を選んでください。

当社では各種デザイン/設計のご相談から、実際の工事まで手厚くサポートを実施しております。お困りの際はお気軽にお声掛け下さい。

監修:大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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