デジタル時代の営業ツール:カタログ作成のポイントと効果的なデジタル化
現在あなたの会社において、営業活動で使用する資料はどのように活用しているでしょうか?
【パンフレット(冊子)タイプは古いので、便利なものがつくりたい】
営業担当者からそんなリクエストの声があがってきてませんか?
今回は、会社・商品・情報紹介で使用する資料のデジタル化における考え方やメリット、活用方法についてご説明いたします。
会社案内や紹介冊子、パンフレット等をデジタル化するということは、単に「アナログ」から「デジタル」になったというだけではなく、「デジタル」になることで考え方や使い方が今までとは違うものにもなり得るということです。
今までは会社案内やカタログ、パンフレット等は画像やテキストを盛り込んだ冊子であり、“紙”=印刷でした。
デジタル化することで変わることは、まず一つ目に、ペーパーレス化へと繋がり、企業として「SDGs」の一端も担うことにもなります。
2つ目に情報更新のスピード向上です。「デジタル」になるということは更新や修正が手早く、また“作り直す(印刷しなおす)”ことが大幅に減ります。
デジタル化によるメリットについて、下記より詳細を説明いたします。
1.オンライン営業の武器として
会社案内やカタログなどは取引の初対面で一番多く使用する媒体の代表格です。
これらの媒体をPDFやデジタルブックにすることでWebダウンロードが可能になりました。
会社案内・カタログを対象の取引先にダウンロードさせる上で、自由にダウンロードさせるのではなく、そのために、所属の企業情報、身分を申告してもらうことを条件とします。
それによりリード情報を獲得し、MA(マーケティング・オートメーション)の分析、リードナーチャリング(見込み客育成)に活用ができ、これが営業活動のDX化、オンライン化のプロセスになると言えます。
また打合せ・商談をオンラインで行う場合、日程が決定した際、取引先にダウンロードアドレスを送って、事前に閲覧してもらうことで、打合せ・商談が非常にスムーズになり、営業カイカクに繋がります。
2.集客プロモーションの武器として
例えば、新製品の紹介、キャンペーン案内、イベント案内等をPDFなどのデジタル媒体にしてサイトUPします。URLを振り、メタ情報を記述しておけば、Webコンテンツになります。つまりサイト内コンテンツとしてリンクされたり別ページへリンクしたりもできます。広義のランディングページ(LP)にも成り得ます。これを利用して、集客プロモーションに活かします。
サイト定番情報にはなり得ませんが、期間限定のプロモーションやスポット販売の対策として活かせます。
リーフレットやチラシの印刷データPDFを先の要領でサイト公開すると、TOPページや各ページ、自社のSNS等からもリンクして送客できるようにしておけば、BtoB、BtoCのいずれに対しても集客力向上に繋がります。
このように簡単にスピーディに運用でき、大変な機動力を発揮でき、優れた機能が、集客対策にも活かせます。
3.デジタル媒体 = 非対面の武器
DX(デジタル・トランスフォーメーション)が話題になっている昨今、企業活動や日常の生活においても、これまでとは環境が変わろうとしています。
テレワークでクラウド化が促進され、それに伴い紙媒体のデジタル化も進み、会議はWeb会議、営業パーソンはリモート商談、提案書・企画書などもデジタルデータ、採用の企業説明会・面接までもオンラインで行っています。
このような状況下、会社案内、パンフレット等も、PDFでの需要は高まり、印刷部数を抑え、印刷物と同時にPDFも納品、という形が増えてきました。
このDXの時代、このPDFを営業・採用・広報など事業戦略における、『非対面の武器』として使います。
4.紙とデジタル双方でアプローチできる体制を作る!
時代がいかに変わろうと、1つの方法、技術でことを運ぶことができないように、デジタル媒体だけでは不完全です。
紙とデジタル双方でのアプローチ手段、営業力を持つことで、どのような状況でも会社案内やカタログ、パンフレット等を活用することができます。
オンラインでも利用できる環境が整備されていれば、会社やお客様双方にとってもメリットであると考えられます。
これからもオンライン、デジタルの分野は発展していきます。パンフレットのデジタル化は社内のDX化を検討する際、システムの統合や帳票・決済・案件管理のデジタル化のような時間とコストのかかる手段より、ずっと手軽に取り組むことができます。パンフレットをデジタル化することで、BtoB、BtoC問わず営業活動をオンライン化することができ、見込み顧客の発掘にかける労力を効率化する音ができます。パンフレットのデジタル化はDX・デジタル営業の第一歩なのです。
もし現在のパンフレット作成が随分前でPDFデータがないという場合は、これを機にパンフレットや会社案内のリニューアルは如何でしょうか。
WEBにPDF、そして映像、VR等と紙。組合せによっては様々な相乗効果を作ることができます。
この続きはまた別の機会にご提示させてください。
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