おしゃれなレストランの内装デザイン事例4選

お客様に満足してもらえるお店は、内装デザインがおしゃれなことが多いです。
最高の料理やサービスでもてなすのと同時に、おしゃれな空間でそれらを楽しんでもらうことで、お客様に特別な体験や時間を提供しているからです。そして、満足したお客様は再度お店に訪れたり、口コミを通して感動を共有したりと、お店との関係を強めていくのです。
多くの店舗オーナーや店舗責任者の方々が、内装をおしゃれにデザインしたい理由もそこにあるのではないでしょうか。
この記事では、内装デザインがおしゃれなレストランを4つ紹介しています。また、おしゃれなレストランに共通するポイントも紹介しています。
理想のレストランを追い求めるオーナーや責任者の方々にとって、この記事が参考になれば幸いです。

おしゃれなレストランに共通すること

コンセプトとターゲットが明確

レストランをデザインする際には、まず明確なコンセプトを持つことが肝要です。コンセプトは、そのお店が提供する体験や価値観を表します。例えば、カジュアルなダイニングか、高級感のあるファインダイニングか、あるいは特定の文化やテーマを取り入れるかなど、コンセプトを明確にすることでデザインに一貫性が生まれ、お客様に魅力を伝えることができます。
また、ターゲットを明確にすることも重要です。その店が誰に向けているのかを理解することで、そのニーズに合ったデザインやサービスを提供することが可能になります。

市場を徹底的にリサーチしている

レストランデザインの成功には、市場の徹底的なリサーチが不可欠です。地域の人口構成や競合店舗、周辺のトレンドや需要を把握することが重要です。また、お客様の嗜好やニーズを理解し、それに合ったデザインを提供することが成功の鍵となります。
リサーチを行うことで、競合店舗との差別化や地域の需要に合わせた戦略を立てることが可能になります。さらに、お客様のフィードバックを取り入れることで、より良いサービスや体験を提供することができます。

肉バルGOTCHA　SAKURAMACHI店

こちらのお店は『株式会社タケノ』様が新業態としてサクラマチクマモトに出店した、お肉をメインに提供する”肉バル”です。デザイン設計を『株式会社ニュースタンダード』様が、施工を当社が担当しました。

随所に見られるレンガ調の仕上げや窓を模した壁面の意匠などは、外国の街角にあるようなカジュアルなバルを想起させます。また、ブラックアイアンを採用した家具に、ブラウン系の落ち着いた仕上げ材が合わさることで、武骨でありながら上品な印象も感じさせます。そして、夜景のグラフィックと外灯型の照明により、夕暮れ時から人で賑わう”バル(酒場)”としての側面が強調されています。

その他の写真は【指定業者である縁で施工を担当（https://tenpo.taishokougei.co.jp/works/detail002/）】でも紹介しています。

VEGEGO イオンモール浦和美園店

こちらのお店は『株式会社KICHIRI』様がイオンモール浦和美園に出店した韓国料理店です。デザイン設計を『株式会社オデオンズ』様が、施工を当社が担当しました。
提供する健康的で優しい食事を表すかのように、自然のぬくもりが感じられる木目調の素材が多く採用されており、所謂アースカラーと呼ばれるベージュ・ブラウンをベースにした雰囲気がとても素敵です。また、カラフルなペンダントライトやストリングカーテンが料理の色鮮やかさを想起させます。
その他にも、植物の意匠を施したパネルライトの設置やドライフラワーのディスプレイが、韓国料理を提供する店舗コンセプトにマッチしています。

その他の写真は【VEGEgo イオンモール浦和美園店（https://www.taishokougei.co.jp/works/detail198/】でも紹介しています。

てんぷら山の上 GINZA

こちらのお店は『株式会社山の上ホテル』様がGINZASIXに出店した和食料理店です。デザイン設計を『tormac株式会社』様が、施工を当社が担当しました。
山の上ホテルの歴史と伝統的なおもてなしを表現するように、年代物の無垢材を使用した家具・什器など、素材へのこだわりが随所で見られます。さらに、組子欄間や漆喰などの伝統的な意匠も合わさり、和食料理店としてのイメージが強調されています。
安らぎを感じる純和風な空間で特に目を引くのが、樹齢250年の檜で制作されたカウンターです。目の前で調理される食材と共に、素材と技術の奥深さを演出しています。

その他の写真は【2017年、銀座の中心にGINZA SIXが誕生。（https://tenpo.taishokougei.co.jp/works/detail25/）】でも紹介しています。

LIONS DINER BIGFLAG

こちらのお店は『株式会社西武ライオンズ』様がプロデュースし、『株式会社ビッグミート』様が運営するブッフェレストランです。デザイン設計を『株式会社メガクリエイト』様が、施工を当社が担当しました。
西武ライオンズの本拠地であるベルーナスタジアムの雰囲気をそのまま持ってきたと言われる内装に加え、大型スクリーンと13台もあるモニターが合わさり、食事を楽しみながらの試合観戦をより迫力のあるものへと引き立てています。
また、チームカラーである”レジェンドブルー”が差し色に採用され、重厚感のある木目調のインテリアとヘリンボーンなどの外国由来のディティールが、モダンでスタイリッシュな雰囲気をつくり出しています。

その他の写真は【LIONS DINER BIGFLAG（https://www.taishokougei.co.jp/works/detail131/）】でも紹介しています。

まとめ

この記事で紹介した事例はいかがでしたでしょうか。和風な意匠を多く採用したり、アースカラーと自然素材を取り入れたり、おしゃれなレストランは内装デザインだけでも見応えがあります。
いずれの店舗もコンセプトとターゲットが明確であるゆえに、採用する素材や意匠に一貫性があります。そうしてできた店舗は、提供する料理やサービスを表すかのように、他にはない独特の雰囲気をつくり出しているのです。
ここで紹介できる事例はほんの一握りです。自身が理想とするお店のイメージを掴む為にも、できるだけ多くの事例を見てみることが大切です。

当社では各種デザイン/設計のご相談から、実際の工事まで手厚くサポートを実施しております。お困りの際はお気軽にお声掛け下さい。

監修：大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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