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店舗の入り口に屋根を設置するメリットと失敗しない選び方

入り口に屋根が設置されている店舗を見たことはありませんか?あの屋根は、庇、オーニング、固定式テントと呼ばれる構造物で、設置することで様々なメリットを享受できます。
メリットには、日よけ・雨避け効果、お店の装飾効果などがあります。しかしこれらの効果を得るためには、適切に屋根を選ばなくてはなりません。
本記事では、店舗の入り口に屋根を設置するメリットと失敗しない選び方について解説します。

店舗の入り口に屋根を設置するメリットと選び方

店舗の入り口に屋根を設置することは、集客や宣伝、店舗の印象アップなど、さまざまなメリットがあります。また、店舗の入り口はお客様が最初に目にする場所です。そのため、屋根を設置することは、店舗の存在をアピールし、店舗のイメージ・雰囲気を印象付け、お客様の来店を促すことに影響を与えます。
屋根を設置するメリットは以下の通りです。

日よけ・雨よけの効果がある

店舗の入り口に庇やオーニング、固定式テントを設置すると、直射日光や雨からお客様や商品を守ることができます。入退店の時はもちろん、窓側の席を利用するお客様や、軒先で販売する商品に対して効果的です。

これにより、お客様は快適に安心して店舗を利用でき、天候の影響を受けずに買い物を楽しむことができるようになります。

看板として店舗情報を発信する広告宣伝効果がある

庇やオーニング、固定式テントは、そのデザインや配置を工夫することで、通行人や訪れるお客様に対して効果的な情報発信ができるようになります。
店舗名やロゴ、営業時間などの情報を記載することで、屋根が看板として機能し、店舗の認知度を高めることに繋がります。

店舗コンセプトを表現する装飾効果がある

入り口に庇やオーニングを設置することで、独自の店舗コンセプトや雰囲気を演出できます。
たとえば、カフェらしい温かい雰囲気や、トレンディで洗練された印象など、装飾効果を通じて店舗の個性を際立たせることができます。その結果、お客様に強い印象を与え、ブランドイメージの構築や共感を生み出します。

店舗の入り口に設置する屋根の種類と特徴

店舗の入り口に設置する屋根は、大きく3つに分けられます。その中で更に、様々な種類の屋根から選ぶことになります。屋根の種類によって、価格やデザイン、機能などが異なるため、お店の環境や状態、目的に合わせて選ぶことが大切です。
3つの屋根の説明は以下の通りです。

庇(ひさし)

店舗の入り口上部を覆うように、壁から張り出した屋根です。建物の外部に取り付けます。
直射日光や雨から保護するだけでなく、建物の外観を引き立てるデザイン要素としても機能します。比較的リーズナブルに設置することができます。

オーニング

屋外スペースを覆う、主に布でできた屋根です。こちらも店舗の外部に取り付けます。
軽量で取り付けやすく、様々なデザインや色があります。装飾的な面で広告やブランディングにも活用されます。可動式のものもあります。

固定式テント

屋外のスペースを覆うのは、庇やオーニングと同様ですが、こちらは鋼やアルミニウムのフレームに張り巡らされた布を使用した、テントのような屋根です。頑丈で安定感があり、他の2種類と比べて耐久性や遮光性に優れています。

失敗しない屋根の選び方

屋根はデザインや機能性、価格帯などに応じて、様々な種類が販売されています。どれを選ぶかによって、店舗の印象や発揮する効果が大きく変わってきます。

そこで、屋根選びで失敗しないためのポイントを5つ紹介します。

目的を明確にしましょう

屋根を設置する目的を明確にしましょう。日差しからの保護や雨よけ、広告宣伝やブランディングなど、具体的な用途に合わせて選ぶことが重要です。例えば、庇は外観の一部として組み込まれることが多く、オーニングは動きやすく柔軟なデザインが可能なため、用途によって適したものを選びましょう。

設置場所を確認しましょう

店舗の入り口や外壁の構造、周囲の環境によって、適した屋根の種類が変わります。設置場所の形状や寸法、風通しや通行量を考慮して、効果的かつ安定した設置ができるようにしましょう。

予算を決めて商品の価格を検討しましょう

屋根の種類や素材によって、様々な価格帯があります。予算を事前に決め、それに合った製品を選ぶことが大切です。コストパフォーマンスを考慮し、将来的なメンテナンスや更新の費用も含めて総合的に検討しましょう。

デザインを確認しましょう

店舗の雰囲気やコンセプトに合ったデザインを選ぶことで、外観の一体感が生まれ、お客様に良い印象を与えます。色や形、素材にこだわり、ブランドイメージと調和するよう心掛けましょう。

メンテナンス性を確認しましょう

長期間にわたって美しい状態を保つために、メンテナンス性も考慮しましょう。耐久性や汚れが付きにくい素材を選ぶことで、手入れが簡単になります。定期的な点検や清掃がスムーズに行えるデザインや仕様を重視しましょう。

監修:大昌工芸編集部

この記事は50年にわたり理想の店舗作りを支えてきた株式会社大昌工芸の編集部が監修しており、お客様の理想の店舗作りを助けるわかりやすく役にたつ記事を目指しています。

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